コンビニ24時間営業問題提起とその後
セブンのオーナーが24時間営業を停止して、セブンイレブンから、契約解除を告げられ、
NHK他テレビ各局が取り上げて、コンビニ各社が、追い詰められ、24時間営業の是非、論じられました。
フランチャイズオーナーの悲惨な状況が、マスコミから伝えられて、コンビニ本部側から、柔軟な契約形態に変えるようになったと思っていました。
あれから一年、私の行動範囲一五キロ範囲にあるコンビニ、24時間営業から時短店なった店舗は、一軒もありません。
各社、本部の姿勢は、マスコミ対応では、オーナーの意見を聞いて、深夜営業の継続を、柔軟に取り入れるような話でした。
本当にやる気だったか?
疑問に思います。
流通の問題、売上減の面から、本部としては、時短は、認めたくないのは事実だったと思いました。
一方、低日販のオーナーに取って、生活していく上で、深夜営業は不可欠だったと思います。
私が知る限りでは、チァージ(本部の取り分)を下げたのはセブンイレブン一社のみでした。
各社の代表はマスコミに登場して、聞こえの良い話ばかりで、私の予想では、(間違ったらごめんなさい)時間が経てば、静まると思っていたのかもしれません。
先日、ローソンの社長がカンブリア宮殿に出ていました。多くの店舗に顔出して、お話を聞いているような話をなさっていました。
店舗訪問時の画面は余裕ある、経営者、店員、は社長と顔なじみのように見えました。
間違っていたら、ごめんなさい。
オーナー、従業員と社長と顔なじみになるるような店は、問題が少なく、良好な関係で、特に訪問する必要のない店舗だと思います。
どの経営者も、各店の話(現場)を聞きたいと言います。
コンビニ各社は各地で、毎月、勉強会、戦略会議、のような事を実施していると、聞いています。
現場の声を聞きたいなら、そういう場所に参加して、聞いて頂くと良いと思います。
勉強会では、売りたい商品のPR.、予約商品の販売戦略、本部側の戦略ばかりの会議だと聞いています。
ローソン社長はテレビ出演時、店舗との利益配分の話が出ました。50%と答えていました。
下記の人件費等に資料は私の個人的な推定試算です。間違っていたらごめんなさい。
人件費110万、光熱費20万、廃棄ロス45万
合計175万、他棚卸しロス等を加えると
200万前後の原価がかかります。
夫婦で、働いて、人件費を減らすしか、方法がありません。
昔、自動車の大きな会社と下請け会社は車の両輪と例えて、共存共栄を実現して来ています。
フランチャイズと訪問の関係こそ、共存共栄でいかなければならない、業態だと思います。
コンビニオーナーが苦しんでる問題、オーナーの所得、雇用対策、労基法遵守、等、本部の積極的な関与、オーナーの生活が成り立つよう、
チァージの引き下げを含めて、対策を進めて頂きたいと思います。