佐渡名産、いごねりの思い出

私の両親は佐渡生まれで、私が小学校の頃、

昭和25年頃、父が佐渡の名産の一つ、いごねりを佐渡から、小包みで取り寄せてくれました。

両親が幼い頃から食べた名産を私達姉弟に、食べさせたいと思ったからだと思います。姉も私も、臆すところなく、美味しく、頂きました。

父は、大喜びで、その後、年に2〜3度取り寄せてくれました。

私の記憶では山呉商店というこような名前だったと思います。

父が東京都庁に勤めていたので、家族は目黒の祐天寺に住んでいました。

佐渡出身の人は、誰でもいごねりは好きで、東京在住の親戚から頂く事も多く、東京にいる時は、よく食べることができました。

その後、就職して、名古屋に赴任してからは、いごねりを食べる機会が全くなくなりました。

そして、家庭を持つて、しばらくした頃ら、家内と、デパートに出かけた時、新潟物産展が行われていました。

そこには、佐渡の名産、いごねりの売場がありました。

いごねりとの、偶然の再会を果たせたのです。

佐渡に関する思い出が、一気に溢れでてきました。

昭和40年入社して、名古屋勤務になり、仕事に夢中になった日々を過ごし、いごねりの事はすっかり忘れていました。

10数年振りの、いごねりとの再会は、佐渡に関する思い出、そして両親、家族の思い出を見事に思い出させてくれました。

帰宅してからの、いごねりを肴の一杯は格別でした。

その後又、いごねりとの出会いは、全くなくなりました。

28年間の名古屋支店勤務の後、東京、北関東兼務を3年間を終えて、退職31年間のサラリーマン生活後、茨城県土浦で独立して、自営を致しました。

そんなある時、5〜6年前、平成25年頃、息子から、思わぬ朗報が入りました。

いごねりの扱い店を探してくれたのです。

グーグルで、いごねりを検索したら、扱い店に早助屋さんがあると教えてくれました。

直ぐ電話して送ってもらいました。

又、いごねりとの再会を果たす事が出来ました。

昨年、後期高齢者となりましたが、大好物のいごねりを、電話一本で、注文出来る幸せをを味合わせて、貰っています。

この歳になり、良い巡り合わせが出来た。

有り難く、感謝しています。

毎回、注文した時、早助屋の対応の良さ、気持ち良く、依頼させて頂いております。

全国のいごねりファンの皆様、参考になれば幸いです。