コンビニ経営 第三回 安定期

 開店から一年が過ぎ、経営は順調、毎朝八時に出勤、13時自宅に戻って、昼食、昼寝、入浴、17時出勤、水曜日、日曜日原則休日、休めない日も多いが、こんな毎日でした。当初からみると、人並みなの生活が送れる日々となりました。こんな日々が二年くらい続きました。店利益は毎月100万以上、文句なんか無い筈でしたが、なんとなく、虚しい毎日のようになり、物足りない毎日でした。所謂マンネリです。マンネリ化を防ぐ何かあればと考えてみました。

親しい同業者(仲間)を作ってみたらと思うようになりました。何店かなオーナーと接触しました。結果5組のオーナーで3カ月に一度でも、情報交換を兼ねて、会合を開催することになりました。厳しい仕事をしている仲間たち同士、楽しい、息抜き、憩いの場となり、大成功でした。この頃、業界、加盟店の関係は共存共栄の良い形で進んでいました。コンビニチェーンは毎年好決算、加盟店も前年比増の店が多く、状況はとても良い関係でした。それでも、運悪く、不採算の店舗を引いた店もあり、廃業した店も多くありました。私は運が良かったです。

最初の目標通り地域一番店が見えてきました。

本部の指導通り、品揃えも豊富、廃棄を恐れず売上を伸ばすことに、徹しました。廃棄はたくさんでましたが、それ以上の利益が出ました。その当時、平均日販が60万を超えると廃棄が増えても、利益は確保でき、売上増につながるようでした。三年経過する頃から最盛期に向かって、順調に見通しが描けてきました。日々同じ業務、変化のない毎日、マンネリの状況になってきます。防止策として

一     夫婦で他店舗をまわって、親しくできる店を見つける。

一    店利益を第一に考えて、余裕があれば、品揃いも大切なので、応じて廃棄量も多く予算を増やす。

一   気の合う人同士の仲間を作って、できれば夫婦で食事会、飲み会を数ヶ月に一度でも開く。

こんな事で、私はマンネリを乗り越えて、最盛期を迎えることになります。

少しでも参加になれば、幸いです。

次回は最盛期をお伝えしたいと思います。