コンビニ経営 心構え

開店から半年、アドバイスを頂いた有力店のおかげで、徐々に店舗経営の基本的な流れを掴めるようになりました。私の考えの甘さが、恥ずかしく思えました。一ケ月もやれば、流れが掴め、まわって行きます。そんな言葉を、真に受けて、第二の人生を選んだ自分、そんな甘さを悔やみました。

選んだ以上はしょうがない、初心に帰って、初歩からやり直してみようと思いました。

他店舗を見て、参考にさせていただきたいと思いました。できるだけ沢山の店舗を見て、それぞの店舗運営を参考にする事によって、自分の店を冷静に、客観的に見る事が出来る、自分自身の気分転換にもなる、いつまでも、やるべき大切な仕事であリお薦め行動だと思います。

この頃から、有力店と同じように、どうせやるなら、地域一番店なろうと言う気持ちを強く持つようになりました。もう一つやって良かったことは、せっかく勉強させていただいてので、出来る限り、取り入れるように努力した事です。良いところは見習う、悪いところは徹底してやらない。基本的な事ですが、もう一つやって良かった事は従業員教育です。徹底するまで諦めずに、粘り強くやる事が大切だと思い、頑張りました。優良店舗の店員は私語少なく、レジを待たせない、笑顔でお客様を迎える。私が理想とした感じの良い店の実現に向かっての船出でした。悪戦苦闘の毎日でした。半年ぐらいは、睡眠時間は四時間前後、休みは殆ど取れず、後から思うと、もっとも厳しい時期でした。従業員一人一人に辛抱強く説得、中心になる人をリーダーになってもらい、三人程にサブリーダーとして、 任せていきました。努力の甲斐があり、漸く感じの良い店と言われるようになってきました。開店から一年、次第に店舗経営も自信が持てるようになってなってきました。廃棄ロス、従業員教育、発注等の本部との打ち合わせも、思い通りになるようになってきました。品揃いも大切だと思いましたがが、大量の廃棄は、経営を圧迫する事になります。本部は品揃いを優先しますが、私は無駄な廃棄の減少を主張、

結局、損得は自分に降りかかってくる、私は経営者として、自分の思う通りやるようにさせてもらいました。品揃いの大切さも理解して、慎重な発注を心がけました。この事が売上が落ちた時には、救いとなります。努力の甲斐があり、店は漸く軌道乗ってきました。この頃、酒の販売許可を取得でき、売上、利益も伸びて、全てが、良い方向に向かっていくようになり、大変な苦労でしたが、漸く報われたという時期を迎える時がきました。開店から一年、これ程早く軌道に乗せる事が出来たのは

一、多くの他店舗を見させてもらい、良いと思うところを学ぶ、悪いと思うところは絶対に真似ない。

二、従業員教育の徹底、リーダー、サブリーダー中心の店舗経営の確立。

三、本部の要求は検討、最終的には経営者は、自分だ、自信を持って判断して、経費削減の実施。

今回はこの辺で、次回はコンビニ経営が安定と仲間作り、マンネリ防止等を書きたいと思います。